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FILE 01
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DOS/V
POWER REPORT Q&A COLLECTION
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2003年
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7月号
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マザーボードにはUSBブラケット用のピンヘッダが用意されていますが、ピン配列は各社共通なのでしょうか? また、配列が分からない場合、調べる方法はありますか? (多良木 敬さん) |
最近のマザーボードはボード上に二つ〜六つのUSB端子を持っている場合が多いのですが、それら以外にも、USB端子をPCケースの前面などに引き出すためのピンヘッダが用意されているマザーボードも多くあります。USBのピンヘッダは、9本か10本のピンが立っているのですが、残念ながら完全な規格統一はできていないのが現状です。ただ、最近発売されたマザーボードに関しては、ほとんどのものが「Intel Front Panel I/O Connectivity Design Guide」と呼ばれる仕様(以下Intel仕様)に準拠したピン配列を採用しており、それほどメーカーの違いを気にせずに接続することができます。ここでは、まずIntel仕様と、メーカー独自仕様の配列が、どのように違うのかを見てみましょう。
このように、従来は各メーカーがそれぞれユーザーの利便性を考え、独自に配列を決定していました。しかし、製品ごとに仕様が異なると、部品の共通化ができないためコスト面で不利なことや、前面にUSBコネクタを装備したケースが一般的になるにつれ、仕様が統一されていないことが問題となってきました。 マザーボード側のコネクタが統一されていない以上、ケースメーカーは幅広いマザーボードに対応するために、自由に配列できる状態(次ページ写真3参照)で出荷する場合がほとんどです。マザーボードもケースも新品で購入した場合であれば、それぞれの取扱説明書を読みながら接続することができますが、友人から譲り受けた場合やジャンク品を購入した場合などは、何の資料もないということもあります。多くの場合、マザーボード側にもケース側のピンにも、端子部分になんらかの刻印がされているはずなので、この記号の意味を以下に書いておきます。メーカーによって多少名称の違いはありますが、USB端子で使われる用語はだいたい次のとおりです。
ほとんどのマザーボードメーカーは自社製ボードに関するある程度の技術情報をWebサイトで公開していますので、型番さえ判別できればUSBピンヘッダの配列も調べることができると思いますが、どうしても調べることができない場合の簡単な(?)裏技を一つ紹介します。ただし、この方法はかなり強引な方法ですし、失敗してハードウェアを壊してしまう可能性もありますので、実際に行なう場合はあくまでも自己責任でお願いします。またテスター棒を当てる際は、隣のピンと接触してショートしないよう、十分に気を付けてください。
USB DATAの+−をカンで接続するという強引な方法ではありますが、これならテスター一つでUSBピンヘッダの配列を調べることができます。筆者が実験した限りでは、USB DATAの+と−を逆に接続した場合、「不明なUSBデバイスとして検出されるものの実際には使用できない」という症状になるようです(マウスやスキャナで試してみましたが、筆者が実験した限りでは壊れることはありませんでした)。 普段はなかなかマザーボード上のピンにテスターを当てることはないと思いますが、こうして自分で測定し、接続することで、より一層マザーボードに愛着が湧いてくると思います。 (NOBU) |