ローマの名物料理の一つに「カルチョッフィ・アッラ・ジュディーア(アーティチョークのユダヤ風)」というのがある。ローマ近郊でとれる新鮮で若いアーティチョークを、ガクをつけたままオリーブ油でゆっくりと揚げ、塩、コショウ、レモン汁で食べるシンプルな料理である。柔らかくて鮮度のいいアーティチョークがふんだんにあればこそ生まれた料理で、春から初夏にかけて、ローマ市内のレストランのメニューを飾る定番である。